卵機能の出品方法およびトラブル対策
「つなぐ」のクリエイターの卵機能(以下、卵商品)は、500円という特別価格で販売する代わりに、購入者にSNSでの紹介と商品の評価を約束してもらう販売方法です。
うまく活用できれば、次の依頼につながるきっかけ作りや、活動実績づくりに役立ちますが、一方でトラブルも非常に多い機能です。
このページでは、卵商品の概要から出品方法、トラブルを避けるためのポイント、よくある質問までをまとめました。
利用を考えている方は必ず最後までお読みのうえ、ルールを守ってご利用ください。
卵は宣伝目的の低価格商品であるため、制作負担に対して大きく割安になる場合があります。
最後まで責任をもって制作できる方のみご利用ください。
途中で制作を放棄したり、対応が不十分になると購入者とのトラブルにつながります。
その可能性が少しでも考えられる場合は、卵ではなく、適正価格でのコミッションを出品してください。
1. 卵商品とは?(機能の概要と狙い)
卵商品とは、販売価格を500円に固定する代わりに、購入者に以下を約束してもらう仕組みです。
- 購入した商品(イラスト・デザイン等)をSNSで紹介する(販売者の紹介投稿をする)
- 取引完了時に商品の評価(レビュー)を行う
この機能には、次のような狙いがあります。
- クリエイターの作品をSNSで紹介してもらうことで、次の依頼者を見つけやすくする
- 「まずは低価格で実績を作りたい」「自信はまだないが練習したい」という方が、気軽に販売しやすくする
つなぐ内で発生しているトラブルの9割以上が卵商品関連です。
・SNSで紹介してもらえない
・評価をしてもらえない
・依頼を受けすぎて対応しきれない
・価格が安すぎて作成する意欲が途中でなくなった
といったケースが多発しています。
利用する場合は、必ず本ページの内容とFAQをよく読み、自己責任で慎重にご利用ください。
2. 卵機能の出品方法
卵機能は、以下のパターンで利用できます。
- コミッション出品に卵機能をつけて販売する
- 自分宛ての仕事依頼(個別依頼)に対して卵として提案する
- 全体への仕事依頼に対して卵として提案する
一方で、「リクエスト」には卵機能を使用できませんのでご注意ください。
2-1. コミッションに卵機能をつけて出品する
- 「つなぐ」にログインする
- 販売者メニュー を開く
- コミッション を選択する
- 出品 を押して、コミッション出品フォームを開く
- タイトルや説明、価格など必要項目を入力する
- フォーム内の【クリエイターの卵機能を使用する】 にチェックを入れる
- できるだけ【購入を相談経由のみにする】(購入制限) にもチェックを入れることを推奨します(詳細は「3. トラブルを防ぐコツ」を参照)
- 内容を確認し、出品ボタン を押す
2-2. 自分宛ての仕事依頼を卵商品として受ける場合(非推奨)
- マイページから 販売者メニュー → 自分宛ての仕事依頼・リクエスト を開く
- 対象の仕事依頼を選び、【提案する】 をタップ
- 提案フォーム内の 【クリエイターの卵機能を使用する】 にチェックを入れる
- 必要に応じて、実際に描く内容・SNS投稿の条件などもメッセージで明確にしておく
自分宛ての仕事依頼には卵機能を使えますが、「リクエスト」に対して卵として提案することはできません。
使用できるのは「コミッション」「自分宛ての仕事依頼」「全体への仕事依頼」への提案に限られます。
2-3. 全体への仕事依頼に卵商品として提案する場合(非推奨)
- 全体に公開されている仕事依頼から、受けたい内容のものを選ぶ
- 【提案する】 をタップ
- 提案フォーム内の 【クリエイターの卵機能を使用する】 にチェックを入れる
- 「SNSでどのように紹介してほしいか」「評価をしてほしいタイミング」などをメッセージで明確に伝える
仕事依頼を出している人は内容が固まっていることが多く、修正や調整が発生しがちです。
柔軟な対応が求められる個人依頼・全体依頼とは相性がよくありません。
自分の技術や工数に見合った通常価格での提案をおすすめします。
3. 卵機能でトラブルを防ぐためのコツ
3-1. 必ず「相談経由のみ」にする(購入制限の活用)
卵商品は価格が安く目立ちやすいため、そのまま公開すると想定以上の数の依頼が一気に来てしまうことがあります。
対応しきれずキャンセルが続くと、最悪の場合強制退会になる可能性もあります。
そのため、コミッション出品フォームでは次の設定を強くおすすめします。
- フォーム内の 【購入を相談経由のみにする】 にチェックを入れる
この設定をしておくことで、必ずメッセージで相談してから購入される形になり、受ける件数を自分でコントロールできます。
3-2. SNS投稿は「納品前」にしてもらう
卵商品ではSNS紹介が約束されていますが、実際には投稿してもらえないケースも多く、そのまま完成データだけ渡してしまうとトラブルになりやすいです。
トラブルを避けるため、次の流れを推奨します。
- ラフや完成イメージを作成する
-
透かし入りの画像を用意し、
「この画像でSNS紹介をお願いします」と伝える - 購入者にSNS投稿をしてもらい、投稿URLやスクリーンショットを確認する
- 問題なければ、最終版(透かし無し)のデータを納品する
・SNS紹介前に、完成データをそのまま渡さない
・透かし入りの状態で投稿してもらい、投稿が確認できてから納品する
こうしておくことで「投稿してもらえなかった」「無断で使われた」といったトラブルを減らせます。
3-3. SNSアカウントが信用できるか必ず確認する
卵商品のトラブルの多くは、作成前のアカウント確認不足から発生しています。
受ける前に、次のような点をチェックしてください。
- 運用歴が極端に短くないか
- 発信内容がある程度継続しているか(投稿数が極端に少なくないか)
- フォロワー数が明らかに不自然ではないか
- 普段から他の人の作品なども紹介していそうか
運用歴がほとんどないアカウントや、投稿数・フォロワー数が極端に少ないアカウントには特に注意してください。
仕事を受けるかどうかは販売者側の自由ですので、「不安がある場合は受けない」という判断も大切です。
4. 卵機能の注意点・ルール(必ずお読みください)
4-1. SNS発信・評価は「約束」であり、守らないと規約違反になります
卵商品では、購入者は「SNSで紹介する」「評価を行う」ことを約束して購入しています。
これは通常の商品にはない特別な条件です。
- つなぐ運営は、全てのSNS投稿の内容や頻度を常時チェックしているわけではありません
- ただし、SNS発信や評価を行わない行為は卵商品のルール違反(利用規約違反)です
- 販売者からの申告があり事実関係を確認できた場合、販売者が希望すれば、該当購入者を強制退会処分とすることがあります
- 約束違反があっても、運営が通常料金の支払いを強制したり、代わりに請求を行うことはできません(料金の交渉は当事者同士で行ってください)
もし購入者が卵のルール(SNS発信や評価)を守らなかった場合、通常価格での請求を行っても構いません。
ただし、これはあくまで販売者と購入者の間で合意が得られた場合に限り有効であり、運営が支払いを強制することはできない点をご理解ください。
4-2. 一度卵で販売したコミッションは通常商品に切り替えできません
一度卵機能を使って販売したコミッションは、その後で同じ商品を通常商品(通常価格)に変更することはできません。
通常商品として販売したい場合は、別途新しく商品を用意してください。
4-3. 取引が進まない場合の対応(キャンセル・強制納品)
制作途中で相手と連絡が取れなくなった場合、次のような対応が可能です。
-
強制的に納品し、取引終了申請をする
→その場合でも、SNS発信や評価を必ずしてもらえるとは限りません。 -
キャンセル申請を行う
→作品を納品せずに取引を終わらせたい場合はキャンセルも可能です。
キャンセルは、取引管理 → 進行中の取引一覧 → 該当取引 → 画面下部の『この商品取引をキャンセルする』から行えます。
なお、支払い後から147日を経過した取引はキャンセルできませんのでご注意ください。
4-4. 依頼を受けすぎて納品・対応できない場合
卵商品で一度に多くの依頼を受けてしまい、どうしても対応できない場合は、キャンセル申請を行ってください。
ただし、説明不足や明らかに受けすぎている場合など、内容次第では販売者側が規約違反と判断され、強制退会処分となる可能性もあります。
そのため、「3-1. 必ず『相談経由のみ』にする」の設定を活用し、同時進行件数を自分でコントロールすることが最重要です。
4-5. 購入者を強制退会処分にしてほしい場合
SNS発信や評価を行わない等、卵商品のルールに反する行為は利用規約違反となります。
販売者から報告があり事実関係を確認できた場合には、原則として強制退会処分の対象となります(販売者の希望も踏まえて対応します)。
一方で、「思っていた内容と違う紹介をされた」「紹介文のトーンが希望と違う」といった、内容の好みや表現の違いのみのケースは、直ちに規約違反とならない場合もありますのでご了承ください。
4-6. 「相談していない相手(不特定多数)」への卵販売は禁止
卵商品は、基本的に事前に相談した・条件を共有した購入者向けの特別商品です。
不特定多数に向けて、相談なしで即購入できる卵商品を出すことは禁止です。
- 必ず「購入を相談経由のみにする」にチェックを入れる
- 知らない人がいきなり購入できる状態で卵商品を公開しない
- もし意図せず購入されてしまった場合は、内容を説明したうえでキャンセル等を検討する
4-7. 運営からのメールと「みなし同意」
卵商品やトラブルに関する対応のため、つなぐ運営から登録済みメールアドレス宛にご連絡を差し上げる場合があります。
- メールの内容に対し、返信がない場合、メール内容に同意いただいたものとみなすことがあります。
- 重要な案内が届くため、登録メールアドレスは常に確認できるものにしておいてください。
卵商品は、現在つなぐ内で最もトラブルが多い機能です。
トラブルを発生させない・巻き込まれないためにも、出品方法(相談経由のみ)や納品方法(先にSNS発信してもらう)など、本ページの内容を必ず守ってご利用ください。
状況によっては、今後卵機能自体を廃止する可能性もありますのでご了承下さい。
5. 卵機能に関するよくある質問
同じ人に何個も同じ卵商品を販売してもいいですか?
同一の卵商品については、1人の購入者につき1つまでが基本ルールです。
ただし、別の商品として卵を用意している場合は、同じ購入者に複数商品を販売することは可能です。
例)
・「アイコン用卵商品」と「ヘッダー用卵商品」が別商品であれば、同じ購入者にどちらも販売OK
・同じアイコン卵商品を、同じ人に2件・3件と連続販売するのはNG
購入者と連絡が取れなくなりました。どうすればいいですか?
制作途中で購入者と連絡が取れなくなった場合、次のいずれかの対応が可能です。
- 強制的に納品し、取引終了申請を行う
- キャンセル申請を行う
キャンセルは、取引管理 → 進行中の取引一覧 → 該当取引 → 画面下部の『この商品取引をキャンセルする』から行えます。
ただし、支払い後から147日を過ぎた取引はキャンセルできません。その場合は必ず納品するようにご対応ください。
SNS発信や評価については、連絡が取れない場合、行われない可能性がある点もあらかじめご理解ください。
購入者がSNS発信や評価をしてくれません
卵商品では、SNS発信や評価は購入時に約束した義務です。
守られなかった場合は、利用規約違反となり、販売者からの報告と希望があれば強制退会処分の対象となります(事実確認のうえ対応します)。
まずはメッセージで丁寧にお願いし、それでも対応がない場合は、通常料金でのお支払いを提案することは可能です。
ただし、これはあくまで購入者との話し合いによるものであり、運営側から支払いを強制することはできません。
こうしたトラブルを避けるためにも、事前にSNSアカウントを確認する・投稿前に透かし入り画像で紹介してもらうなどの対策を取ることを強くおすすめします。
依頼を受けすぎて納品・対応ができません
対応が難しい件については、キャンセル申請を行ってください。通常のキャンセルルールに従い、相手の同意が得られればキャンセルが成立します。
ただし、明らかに受けすぎている・説明不足の状態で大量にキャンセルを行うと、販売者側の利用方法に問題があると判断され、強制退会処分となる可能性があります。
そのため、「購入を相談経由のみにする」の設定を必ず使うなど、最初から受ける件数を絞る運用をおすすめします。
不特定多数に向けて卵商品を販売してもいいですか?
卵商品を相談していない相手(不特定多数)に向けて販売することは禁止です。
卵はあくまで「事前に条件を共有し、応援したいと申し出てくれた方」に利用してもらうための特別な商品です。
不特定多数向けに公開してしまうと、「購入されたことに気づかず、対応が大幅に遅れる」「受けきれない件数の依頼が一気に来る」などのトラブルにつながります。
必ず購入制限(相談経由のみ)を設定したうえで、卵商品を利用してください。
キャンセル手数料や最低価格は卵商品でも同じですか?
はい、卵商品でも通常の商品と同じルールが適用されます。
- つなぐで販売できる最低価格は500円です(卵商品も500円で販売されます)。
- 決済完了後にキャンセルが発生した場合、購入額の5.5%がキャンセル手数料として発生し、購入者負担となります。
- 支払い後147日を過ぎると、一切キャンセルできません。
卵だからといってキャンセル手数料が無料になるわけではありませんので、購入前に十分納得したうえで取引を始めるようにしてください。
評価はいつまでできますか? 卵商品でも同じですか?
評価の仕様は、卵商品でも通常の商品でも同じです。
- 評価は取引終了後も行うことができます。
- 評価できるのは購入者のみであり、販売者側から購入者を評価することはできません。
卵商品では特に、評価が次の依頼につながる大切な要素となります。
SNS発信だけでなく、評価も忘れずに行ってもらえるよう、取引中のメッセージで丁寧に依頼しておきましょう。
追加支払いをお願いしたいですが、通常の料金(500円以上)を請求していいですか?
追加料金が発生した場合、販売者様の希望額(通常料金)を請求して問題ございません。